どうもAIC PLUS+の先川でございます。
大体の地域(沖縄の方もう少々お待ちください!)で、第二話までのオンエアが終わりましたね。
第一話と第二話は、前編・後編的なノリで、特殊フォーマットにてお届けをしました。
お楽しみいただけたでしょうか?
今週放送される第三話からは、基本フォーマットにのっとり、OP・ED、アイキャッチを実装した内容になります。
海人工房さんのご好意でいただいたスタッフクレジットの筆文字を絶妙に絡めたOPは一見の価値があると思います。
ご期待くださいね!
そして、その第三話なのですが、なかなかに大変なことになっております。
何かの漫画かドラマかで、素人の喧嘩は加減がわからないので危険だと見たことがあります。
私、AICみたいなアニメ制作会社に所属しながら、今までパンチラすらも作品で取り扱ったことがありませんでした。
『らぶ○ル』という作品のDVD用のマスターを納品する際、お風呂回にもかかわらず、自分の未熟さ故、オンエア時とさほど変わらない湯気量に調整してしまうという過ちを犯してしまいました。
思えばそれがトラウマになっていたのかも知れません。
今回、その辺の表現もある程度許されていたため、スタッフ一同、頑張りすぎてしまったようです。
脚本打ち合わせの際、その危険性を指摘されてはいたのですが、『何かヤバイ物が映っていればビデオ編集で隠せば良いさ』ぐらいに思っていました。
『光(入射光)と闇(パラ)で俺達の熱い想い(DVDが売れて欲しい)を、ファンの皆様に伝えてみせる!』なんて啖呵を切っていたものです。
その結果、放送に耐えられるように、光や闇はもちろん、撮影でカメラワークを変更してヤバイ物がフレーム外で映らないようにする作業を余儀なくされ、ビデオ編集に膨大な時間を費やすことになってしまいました。
全ては、アニメーションプロデューサーである私が、そういったセクシーカットに対して素人すぎたことが招いた惨事です。
ビデオ編集にお集まりいただいた製作委員会の皆様、その節は長時間の拘束をしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
頑張って作画してくださったクリエーターの皆様、製品版ではありのままを収録しますので、どうぞご理解くださいませ。
さて、写真は作画資料として、シリーズ構成の高山カツヒコ氏からお借りした、ドラグノフのPSO-1ライフルスコープ 赤外線探知フィルター付 ソビエト製の本物です。
第三話でアオイが使用しておりますよ!
なんだかんだ言いましたが、第三話は私も大好きなお話なので、絶対に観てくださいね!
ではまた。